この記事を読んでわかること:コロナ禍で、在宅研究をする研究者の一日の様子。
はじめに
私は普段、シミュレーション系(いわゆる実験室で実験をするのではなく、コンピュータで計算する分野)の研究を在宅メインでしております。
博士号取得を目指して、日々研究です。
研究室に所属していない人、自分の研究室の人としか研究について話さない人にとっては、私が普段何をしているか想像がつかないと思います。
そもそも実験しない研究って何よ?っていう人もいると思います。私もそうでした。
そこで皆さんに私が普段どんな研究生活を送っているのか、Cocomaruの平均的な1日(※コロナver.)をご紹介します。
コロナ前ver.は以前記事をアップしているので、是非そちらもご覧ください。私のざっくりとした研究内容についても記載があります。
一日のスケジュール
午前7時半:起床。布団の中で、教授からメールが来ていないかとSNSを確認。パソコンの電源を入れている間に朝食準備。
午前8時半:身支度を終え、メールの返信や趣味(韓国語)関連の用事を済ませる。
午前9時:定例ミーティングの後に、研究開始。ここで父が最近趣味で凝っているコーヒーをいただきます。得られた計算結果の考察をしたり、論文を書いたり、発表資料をまとめたり。←やっていることはコロナ前と変わらず。
午前11時:後輩とオンラインでディスカッション。
正午:昼食。父も在宅の日は家族全員でご飯を食べる→父がコーヒーを淹れる、のお決まりパターン。
午後1時:講義受講。数は少ないですが、学内外のオンライン講義を受けています。人の目が無いと集中できませんし足がムズムズします…コロナ禍になって初めて知った(知りたくなかった)自分の不得意分野です。どうしても走り出したくなる時は、ストレッチベルトで筋トレしながら受講します。
午後3時:大学の講義のTA(ティーチング・アシスタント)をオンラインで。オンライン講義で教わるのも大変ですが、教えるのは100倍大変です。伝わっているのか、伝わっていないのか、超能力で測ればいいんでしょうか?(しかし、いろんな意見があるのは承知ですが、どうしても必要ではない場合の教室での講義にはまだ反対です。命の方が大事ですので。)
午後5時半:研究切り上げ。1時間弱の散歩へ。
午後6時:風呂。浴槽につかる←重要
在宅になって得た心の余裕
ざっとこんな感じです。夜は夕飯を食べて、在宅バイトをしたり、韓国語を勉強したり、ストレッチをしたり、の自由時間です。追い詰められている時は、少し研究もしますが、「夜にやってもミスるだけ」を合言葉に極力研究はしないようにしています。以前は連日徹夜する勢いでしたが、通勤の時間が無い分、心にも余裕ができるようになった気がします。
また、在宅になって数年ぶりに、毎日ちゃんと歩いたり、浴槽につかるようになりました。これも通勤時間が無くなり、夜の時間に心の余裕が生まれたからです。
そのお陰かは分かりませんが、難なく2キロは痩せましたし、一日中目を酷使しているのは変わりませんが、疲れも次の日に残らないようになりました。
次回は、研究をする上での便利ツールを紹介したいと思います。もう長いこと研究されている方には当たり前の情報ばかりだと思いますが、研究室に配属されたばかりの方や、日々困りごとが多い方に向けて書きたいと思います!
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