理系院生(シミュレーション系)の平均的な1日

研究生活

こんにちは。Cocomaruです。

私は普段、シミュレーション系(いわゆる実験室で実験をするのではなく、コンピュータで計算する分野)の研究をしております。

博士号取得を目指して、日々研究です。(ちなみにまだ博士課程ではありません。修了した暁には29歳の新入社員として社会人デビューする予定です。婚期!)

研究室に所属していない人、自分の研究室の人としか研究について話さない人にとっては、私が普段何をしているか想像がつかないと思います。

そもそも実験しない研究って何よ?っていう人もいると思います。私もそうでした。

そこで皆さんに私が普段どんな研究生活を送っているのか、Cocomaruの平均的な1日(※コロナ前ver.)をご紹介します。

午前8時:研究室到着。前日の計算結果の確認とメールチェックの後、先輩方とコーヒーを一杯。お茶室に置いてあるお菓子も遠慮なく頂く。幸せ。

午前9時:研究開始。プログラミングをして自分の作ったモデルがうまく機能するか試したり、得られた計算結果の考察をしたり、論文を書いたり、発表資料をまとめたり。コーヒーのおかげで捗ります。

午前11時:先輩・後輩とディスカッション。中身は研究だったり、研究室の運営に関わることだったり。

正午:お昼を食べに食堂へ。お弁当派への転向を目指して3日目にコロナで出勤禁止になりました()

午後1時:教授と、計算結果や研究方針についてディスカッション。一番怖いけれど楽しい時間。

午後3時:大学の講義のTA(ティーチング・アシスタント)をしに講義室へ。先生のお手伝いということで、バイト代がもらえます。

午後5時:研究室に帰還。残っている作業を片付け計算を走らせる。

午後6時:帰宅(※目標

ざっとこんな感じです。研究室はどこかの会社のオフィスのような内装です。机とパソコンがズラリと並んでいます。

しかし、「で、結局研究って具体的に何してるの?」という疑問は残ると思います。ざっくり言うと、新しい数式(=モデル)を作って、その数式を使って世の中を効率化する研究です。なんじゃそりゃですね。

例えば、「自動車の渋滞モデル」という数式を作り、そのモデルを使って、実際に渋滞が起こる時刻を予想する→渋滞を避けられる→移動が効率的になる、といった具合です。

「○○モデル」というのは全て、現実にある○○を真似した数式なので、いかに正確に真似できるかが肝です。「自動車の渋滞モデル」が全然現実の渋滞を予想できなかったら、意味ないわけです。

つまり数式モノマネを極める研究なのです。(教授ごめんなさい)

極めすぎても複雑になりすぎて使えないとか、いろいろ難しいことはあります。しかしまぁここでは置いておいて、ともかくモノマネを極める研究なんだとご理解ください。

不本意にもすごいテキトーなネーミングになってしまいましたが、私自身は世の役に立つと信じて、真面目にやっています。本当ですよ、、、

いつか私の研究内容についても、紹介したいと思います。

次回は、現在、在宅ワーク中の私の研究生活をご紹介します♪ 通勤時間が無くなって、以外な良さを発見してしまった、、、

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